水虫の治療薬に含まれるクロトリマゾールという成分

水虫に感染することはとても嫌煙されます。
しかしながら、気を付けていてもかゆみがあるときにはもう感染しています。
もしくは、かゆみがない状態で皮膚が赤くなったり、皮がめくれていたり、小さな水泡ができていたりします。
この症状に気付かずに放置していたら、あっという間に広範囲に感染してしまっています。

手のひらや足の甲にできれば体を洗っているときに気付きますが、水虫のほとんどは足の指の間や足の裏の土踏まず辺りに多く発生します。
足の裏をしっかりと見ながら洗うことはそんなにしないかと思います。
お風呂上りにでも足の裏をチェックすることもあまりしないのではないでしょうか。

水虫になれば、まずは皮膚科を受診したり、市販薬の軟膏を塗りますが、市販薬の軟膏に多く含まれている成分にクロトリマゾールがあります。
水虫は真菌類という菌で、皮膚にとどまりかゆみや発疹、小水疱型といった反応を出します。
その症状を抑えるのに使われるのが抗真菌剤のクロトリマゾールです。

クロトリマゾールは日本では1960年代始めから水虫などに利用されていました。
現在でも多くの軟膏薬に使用されています。
クロトリマゾールは人間の細胞膜には存在しないエルゴステロールという物質を阻害して水虫の真菌類の肥大化を食い止める働きがあります。

副作用としては、局所的に刺激を感じることもありますが、ほとんどありません。
稀に皮膚がただれるような症状が出たりと皮膚に合わなかったり、水虫の症状が改善されない場合は皮膚科への受診をしてください。
クロトリマゾールを使用した液剤もあり、こちらは浸透力が強いので皮膚が硬くなったところにできた水虫には適しています。
ですが、浸透力が強いので刺激も強めです。
液剤を利用するときには特に注意をして経過観察を十分にします。
水虫は赤く腫れてかゆみを伴うこともあるので、虫刺されと勘違いされやすいので処置が遅くなりがちで、虫刺されでの薬では改善されないので広範囲に広がることがあります。
数日かゆみ止めを塗っても改善されないようであれば、水虫を疑ってクロトリマゾールが入っている薬を使って様子を見てください。

小水疱型の水虫にはエンペシドクリームが効く

水を含んだ小さな膨らみがポツポツとあり、同時に赤く腫れている水虫は、小水疱型の水虫です。
この水疱は破らずに硬くなるまで無理に触らない方がいいです。
破れてしまえば袋の中に入っている水分に多くの水虫菌があり、それが皮膚に広がればその広がった場所でも水虫ができてしまいます。
もし手でつぶしてしまえば指先に水虫が移ることもありますし、その指先で体を触れるとそこも水虫となり感染してしまいます。

小水疱型の水虫には注意が必要です。
この小水疱型の水虫に効果的な薬にエンペシドクリームがありますが、こちらは前文でも説明したクロトリマゾールの成分が含まれている薬です。
皮膚科に受診した際によく処方されるのがエンペシドクリームです。
病院受診までに時間があり早く対処したいというのであれば、市販薬のクロトリマゾール成分が入った軟膏薬を塗布して受診までの間しのげると思います。
皮膚科受診して処方されたエンペシドクリームの効果と副作用は、クロトリマゾール成分の入った市販薬と同じで、大きな副作用がありません。

しかし、1回塗っただけでは効果が発揮されません。
患部を清潔にしてから軟膏を塗布することでより効果がみられ、お風呂上りなどに使用するとわざわざきれいにする必要がないので、毎日でも続けられやすいです。
数日塗布し続けて治りそうであっても、使用を中止せずに完全に治るまで塗り続けてください。
少しでも水虫菌が残っていればそこから広がってしまいます。
気を付けていても歩いたりと摩擦で水疱が破れたりすることもあります。
その時は水疱の水分が他に移らないように清潔なガーゼなどで覆う必要があります。
薬を塗布したときにチェックして、1つでも破れているのを見つけたら保護して感染を広げないようにしましょう。