水虫にならないための環境づくりとは

水虫は白癬菌と言う菌に感染することでおこります。白癬菌が足などに付着して、約24時間かけて角質層に入り込むと水虫になる可能性が高まります。
友だちと3人とプールへ行って、1人は水虫になったのに後の2人は大丈夫だったと言うケースでは、水虫にならなかった2人は24時間以内に足を綺麗に洗って清潔に保っていたのでしょう。
水虫の原因である白癬菌に感染しやすいのは、上記のようなプールの足ふきマットや床、サンダルなどの素足で触れるものがあげられます。これらには、水虫の人の足から剥がれ落ちた皮膚のかけらと共に白癬菌が潜んでいる可能性が大きいです。
家族の中に水虫の人がいる場合は、家で白癬菌をまき散らさないようにしましょう。足ふきマットやサンダルやスリッパなどの洗えるものは、こまめに洗って干して乾燥させて、清潔にすることが大切です。サンダルやスリッパなどは、共用しないようにしましょう。

水虫の人は素足になる方が足が乾燥しやすいので、その分早く改善しやすくなりますが、家族が集まる廊下や床を素足で歩くのは、控えたほうが良いでしょう。また、廊下や床は特に念入りに拭き掃除を行ってください。
白癬菌は、15℃以上湿度70%以上で活発に増殖します。しかし足に付着してもすぐに水虫になる訳ではありません。
白癬菌が角質層にまで入り込むには24時間ほどかかるので、1日1回、足の指の間もきれいに洗って清潔に保つようにしていれば、予防は可能です。
しかし、足に傷があるとその傷口に白癬菌が入り込みやすくなって、12時間ほどで菌が入り込んで増殖してしまいます。足に傷がある時は、早く治すことも水虫の予防には大切です。
若い人の中には、さっとシャワーを浴びるだけでお風呂には入らないという人も多いようです。そのため、足の指の間までは洗わないと言う人も少なくないようです。
水虫の予防のためには、毎日お風呂で足や足の指の間も清潔に洗いましょう。ゴシゴシとこすると傷がつく原因になることもあるので、優しくなでるように洗ってください。ナイロンタオルを使って洗ったり、軽石などこするのはNGです。
入浴後は、足に残った水分をタオルで優しく拭き取りましょう。足を拭いたタオルも、毎日洗って清潔にしてください。水虫の人は、ドライヤーや扇風機の風で足を乾かすとベターです。

ブーツや革靴の保管方法に気を付けよう

ブーツ白癬菌は15℃以上湿度70%以上の環境下で急激に増殖しますが、夏場に1時間以上履いている革靴の中は湿度が90%になることが判っています。これは白癬菌にとっては絶好の環境です。
また、靴の中では足の指が動かないため、指と指が重なり合った部分は非常に蒸れやすく水虫ができやすい条件が重なっています。
靴を履いている時間をできるだけ短くする、2~3足の靴を毎日交代で履き替えて靴の中をよく乾燥させるなどの対策を講じることをおすすめします。
職場の状況が許されるのであれば、革靴は通勤の時や外回りの時だけにして、サンダルなどに履き替えるのも、推奨される一般法です。

水虫と聞くと、おじさんがなる病気というイメージが強いかもしれませんが、近年は女性にも水虫が増えています。女性の7割が水虫の経験があるという報告も届いています。
女性の場合は男性と比べると「水虫になった」と友達などに言うことは恥ずかしくて、口外しないことが多いです。皮膚科に行かずに、市販薬で自己治療する人も少なくありません。
そのため、実際にはもっと多くの女性が水虫に悩まされているのではないかと考えられています。
女性の場合は、革靴だけではなくブーツにも要注意です。最近はファッションの関係から、真冬になる前の残暑がまだ残っている9月や10月からブーツを履くことも増えているようです。
しかし、ブーツの中は革靴以上に蒸れやすいです。できれば、暑い時期のブーツは避けたいものです。
真冬にブーツを履く時も連続して同じものを履くのではなく、何足かを交代で履くことをおすすめします。1日履いたら1日は乾燥させるために休ませるのが、水虫の予防のためにもブーツを長持ちさせるためにも理想的な履き方です。