巻き爪を自分で治療する方法をご紹介

巻き爪で悩んでいる人は少なくありません。近年女性の社会進出が進み、長時間靴を履く必要のある人が増えたことで、女性の巻き爪も珍しくなくなっています。
巻き爪の種類には両サイドが筒状になったトランペット爪や、爪のサイドがホッチキスの針のように折れ曲がったステーブル爪、緩やかなカーブを描く半月型などの種類があります。
爪が皮膚に食い込み腫れたり出血するなどの状態になっているものを陥入爪といいますが、これは巻き爪の種類ではありません。
巻き爪の治療方法には様々なものがあります。症状が軽ければ自分で対処することも可能で、非常にバリエーション豊富なグッズが市販されています。
手軽にできる治療方法として人気が高いのが、シールや形状記憶合金などの金属を張る方法です。爪にテンションをかけることで爪か湾曲することを防ぐ効果が期待できます。
手軽に取り入れることができ、コストもさほどかからないのがメリットですが、症状が重度の場合ではテンションが足りず湾曲が抑えられない場合があります。

サポータータイプのグッズは爪と皮膚の間に挟むように装着するものです。ただしサイズが合わないと効果が出にくいと言う問題があります。
以前は医療機関に行って施術されていたワイヤーによる方法も、専用のグッズが市販されるようになり自分で出来るようになっています。こちらもワイヤーのサイズが限られているため、合うサイズが無いと効果が期待できません。
近年注目されているのが矯正器具です。お風呂後などで柔らかくなった爪を特殊な器具を使って少しずつ矯正するもので、その後爪を冷やすことで形を固定します。
この方法は一度の矯正で完治を目指すものではなく、確実に再発しますが、その度に自分で手軽に矯正できるというメリットがあり、今非常に人気が高くなっています。ただし器具がやや高価となっています。
陥入爪になってしまう前に小まめに手入れすれば症状が進むのを防ぐことが可能で、繰り返し使えることからコストパフォーマンスは悪くないでしょう。

重度の巻き爪は手術で改善するパターンもある

巻き爪の症状が重度の場合、自分で対処することが難しい場合もあります。このような場合は皮膚科や形成外科に相談してみると良いでしょう。
症状に合わせてワイヤーや強度のあるプレートを装着する施術や、爪を作り出す爪母そのものを切除する施術などが行われます。
爪母切除の施術でよく使われるのがフェノール法です。特殊な薬品で爪母を腐食させて取り除き再生を防ぐことを目的にします。
爪母は爪の根元部分にあり、ここにフェノール液を使うことで完治を目指しますが、切除範囲の調整が難しいため再発してしまうこともあります。重症なケースでは爪全体を全て取り除く場合もあります。

巻き爪の治療は比較的歴史が浅いため、施術者にばらつきが大きい傾向があります。皮膚科や形成外科、専用のクリニックなどを選ぶ際は、過去の実績について調べてみる必要があるでしょう。
特にフェノール法は一度施術したら二度と爪が生えてこない可能性が高いので、慎重に見極めることをおすすめします。巻き爪で病院に掛かる時には、まずは自分で調べてみて正しい知識をしっかり吸収しておくことが大切です。
巻き爪の原因は遺伝など体質によるものも少なくありませんが、生活習慣も大きく影響していることが知られています。特に靴の選び方は重要で、ハイヒールや先のとがった靴、大きすぎてつま先が泳ぐ靴は避けた方が無難です。
爪切りでは深爪をしないように注意しましょう。切り口がフラットになるスクエアカットと呼ばれる爪切りの方法を取り入れることをお勧めします。
むくみ防止などの目的で市販されている締め付けの強いストッキングも、巻き爪には良くありません。正しい歩き方を心がけ巻き爪のもともとの原因を取り除くことが重要です。